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zoom RSS 【観た映画】ファイナル・カット

<<   作成日時 : 2006/01/10 20:55   >>

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ロビン・ウイリアムズ主演ながら単館系のシブイ作品で、都内の2館から公開スタートしています。
“全国順次公開”となっていますが、オフィシャルサイトを見る限り、
わーっといく感じじゃなさそうなので、興味のある方は観られる内に観ておいた方が良さそうです。

近未来、人間の脳にチップが埋め込み記憶を録画することが可能になり、
その人の死後、不要な記憶をカットして美しい人生だけを残すようになる、という設定で、
ロビン・ウイリアムズ演じる主人公は、「カッター」と呼ばれる記憶編集を職業とする男。

生まれてすぐに両親によって脳にチップを埋め込む人は、20人に1人の割合に達し、
死後、編集された人生を遺された人たちで鑑賞する「追悼上映会」を催すことが、
セレブ階級の流行となりますが、その反面、チップとその編集行為は、
「人殺しを聖人にする行為」「他人の目の奥を透かし見るのは神にしか許されない」など、
社会的な反対運動も起きるなどしています。

その職業ゆえ、チップを持つことを許されない「カッター」のアレン(ロビン・ウイリアムス)は、
少年時代の耐え難い記憶と罪の意識に呵まれ、彼自身の人生観にまで影響を及ぼしています。

SFでありながら、昨今の科学の進歩ぶりを考えると、あながち考えられなくもない設定であり、
扱う題材が、人の記憶、ということもあって、非常に内省的な作品になっていると思います。
テクノロジーがそれを可能にしたとしても、人間にそれは許されることなのか?
しかし物語は、それが可能な世界だからこそ、救いのある結末を迎えることができます。

ということで、物語はうまくできているし、重く考えさせられる作品です。
ロビン・ウイリアムズの演技も良い。
ただ、故人の記憶を編集して上映し、遺族が在りし日の姿を偲ぶという設定は、
80年代のTVシリーズ『マックス・ヘッドルーム』で既に使われていたんじゃないか?
というのは、26歳の若き気鋭監督に対して、古いこと覚えていすぎのイジワルでしょうか(笑)

話はそれましたが、人の一生を「追悼上映会」で鑑賞する長さに編集するというのは、
故人の膨大な記憶の連続再生に対峙しながら仕事をするわけで、
アランの編集作業シーンを、音響設備バツグンの新宿K’s cinemaで観るのは圧巻です。

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