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zoom RSS 【観た映画】オリバー・ツイスト/監督:ロマン・ポランスキー

<<   作成日時 : 2006/02/13 21:43   >>

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金曜日に英国関連のイベントに参加したこともあって、
この週末は『オリバー・ツイスト』を見てきました。
無垢な少年のひたむきな姿に、ただただ心洗われる映画です。

原作は、イギリスの文豪、チャールズ・ディケンズによるもので、
20年ほど前にBBCでドラマ化されたこともあるようです。

19世紀、イギリス。
産業革命に向かい、裕福さと貧困が隣り合わせに暮らす時代。
9歳になった孤児のオリバーは、自分の生まれた救貧院に戻され、
空腹を抱えて労働をさせられる毎日を過ごしますが、
食事時に“おかわり”を願い出たために、施設を追い出されてしまう。
葬儀屋に引き取られ、仕事と住まいを得たものの、
先輩株の使用人と揉め事を起こして雇い主に打擲され、
オリバーは葬儀屋から逃げ出します。

走って走って、街道に出たところでオリバーが何気なく腰掛けたのは、
ロンドンへの道程を示すマイルストーン。
“ロンドンまで70マイル”。

100キロ以上の道のりを7日間歩き通してロンドンにたどり着きますが、
オリバーは疲労と空腹のために街角に倒れ込んでしまいます。
そんな彼を助けたのが、スリの少年・ドジャー。
彼は、愉快な悪党・フェイギン老人のもとで働いていて、
フェイギンの家には、他にも同じような少年たちが暮らしています。
オリバーはそこで、生まれて初めて、家族のような温かさを味わいます。

ある日、街へ出たオリバーは、スリ仲間の“仕事”の失敗で濡れ衣を着せられ、
警察へ突き出されてしまいますが、
ハンカチを摺られそうになった紳士、ブラウンロー氏は、とても親切で、
オリバーへの疑いを晴らした上に、家へ連れ帰ってくれます。

フェイギンの家でのオリバー、ブラウンロー氏に優しくされるオリバー、
彼は、どこまでも純粋で無垢な心の持ち主なのです。
でも運命は、そんな純真な少年・オリバーを、そう簡単に幸福にさせてくれません。
陽気で命の恩人とはいえ、悪党は悪党。
オリバーは、その企みに抗うこともできず巻き込まれていくのです。

しかしストーリーとしては、大きくドラマチックな展開をするわけではなく、
「この映画に出会うために61年間生きてきた」っていうのは、いくらなんでも大袈裟で(笑)、
ただ純粋に、オリバーの無垢な心に出会う映画です。

むしろ作品として特筆すべきなのは、セットと衣装!
『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督の手になる作品だけあって、
19世紀イギリスの、牧歌的なイングランドの田舎の風景、
粗末な救貧院の建物や子ども達の寝床、
ロンドンの石畳の街並みや市場の様子にいたるまで、
かなり考証も繰り返したとのことで、その再現性の高さたるや目を見張ります。

そして、衣装も素晴らしいです。
貧しいオリバーの服装、フェイギンの家に出入りする女たち、
悪党の老人・フェイギン、親切な老紳士・ブラウンロー氏、
どのキャラクターをとっても、凝りに凝った衣装を身にまとっています。
特に、オリバーを救ったスリの少年・ドジャーがイカしてた!
10歳を少し出たくらいの男の子なのに、
頭にはハット、タイをしてベスト着て、ロングコートですよ。

イギリス好き、ロンドン好きには、一見の価値ありの映画です。

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