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zoom RSS 【観た映画】ブレイブ・ストーリー/ 原作:宮部みゆき

<<   作成日時 : 2006/07/26 20:42   >>

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原作も読まずに劇場で観た。
いい作品だったよ!
泣けたし、
「正しさ」とは何かをちゃんと考えさせられる作品。
ただ、ストーリー自体がそうだからなのかもしれませんが、小説が映画化されたというよりは、RPGゲームが映画化されたという印象の方が遙かに強く、宮部みゆき作品であるということは、観ている最中まるで感じませんでした。
巷の評判では「原作の方が遙かに良い!」とのことなので、楽しみに読みたいと思います。

最近の映画のプロモーションは凝っていて、
特にアニメなんかは、公式サイトへ行くと、
その世界観やストーリーがかなり楽しめます。

とはいえ、作品紹介。
物語の主人公は、小学5年の男の子、ワタル。
ある日突然、父親が家を出て行ってしまい、母親は倒れてしまう。
もう元通りの家族には戻れない運命なのか、と悩んでいた矢先、
ワタルは、クールで大人っぽい転校生、ミノルから、
近所にある廃ビルの階段の先に、
運命を変えることの出来る世界の扉があることを教えられ、
意を決して扉の先の世界に飛び込んでいきます。

そこから先は、まるでロールプレイングゲームの世界で、
扉の向こうへ飛び込んだワタルは、暗く長い穴を落ちていくと、
「おためしの洞窟」というところにたどり着きます。
そこで、特殊技能ゼロ、体力はギリギリ平均値、勇気は最低ランク、
総合評価は35点と判定されたワタルは、「見習い勇者」の資格を与えられ、
剣をはじめとした装備一式が渡されて、
魔法とファンタジーと不思議な生き物だらけの世界での旅が始まります。

見習い勇者ワタルは、
剣にチカラを与え、5つすべてを揃えるとひとつだけ願いが叶うという
「宝玉」を探すために旅をするのですが、
いきなり砂漠に放り出されたかと思うと、
空飛ぶオオカミのような凶暴な生き物の大群に追いかけられたり、
危ないところをトカゲのようなウロコに覆われた“こちらの世界”の住人に助けられたり…

旅を続けていくと出会いや事件も起きます。
救けてくれたのをキッカケに一緒に旅をすることになったトカゲ似の「キ・キーマ」、
サーカスの空中ブランコで華麗なワザを見せていた「ネ族」の女の子「ミーナ」や、
ファイヤドラゴンの子ども「ジョゾ」も旅に加わって、宝玉もひとつずつ手に入れていきます。
巨大モンスターを見事に退治したことで、
この世界「ヴィジョン」の平和を守る戦士の隊長から、
正義の戦士を意味する「ハイランダー」の称号も与えられたりします。

次から次へと降りかかる苦難をくぐり抜け、仲間とともに旅を続けるワタルは、
宝玉を手に入れるため、森を丸ごと焼き払った魔導士がいるという噂を耳にします。
その魔導師というのが、どうやら、ワタルより一足先にヴィジョンに入った「ミツル」なのです。

森が焼き払われた時に、同時にたくさんの住人や動物も死んだとのこと。
自分の願いを叶えるためなら、人を苦しめてもいいのか…
ミツルにはそれが出来ると言うし、そうしなければ意味がないと言う。

しかし、願いを叶えるための最後の宝玉は、
魔族を封じ込めて「ヴィジョン」を守っているという宝玉で、
これを手に入れて、願いを叶えてしまうと、「ヴィジョン」が崩壊してしまうのです。

世界を崩壊させてまで、自分の願いを叶えてもいいのか…
そもそも、そうまでして叶えたい自分の願いとは何なのか…
そこまでして変えたいミツルの運命とは・・

11歳の少年の葛藤を通じて、
「正義」とはなにか、「運命」とはどういうものなのか、
そんなことが伝わってきます。
RPGという、都合が悪くなればいつでもリセットすることの出来る
ゲームの世界を舞台にしながら、「運命を受け入れる」ことを表現していると思います。

小説の方でも「少年もの」はかなり好きなので、個人的には相当刺さりました。
あちこちのレビューを読んでみると、あまり評価が良くない、どころか
酷評している人もいたりするのですが、ぜ〜んぜんアリ!めちゃくちゃアリ!
家族という現実世界での崩壊と、仮想世界の崩壊が云々、と、そこまで深読みしなくとも、
観終わったときには、清々しい気持ちで劇場を出られる作品です。

ただ、ひとつ難を言うなら、タレント使いすぎ。
ワタルの声を演った松たか子は、まったく松たか子だと思えず、すごく良かったけど、
その他のキャスト、ひとつひとつが上手いとかヘタとかじゃなく、
そこまで並べなくてもイイだろーっ と突っ込みたくなります。
どのくらい並んでるのかは、公式サイトでご確認あれ。

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ブレイブ・ストーリー (上)(下)』 宮部みゆき 著
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
これは原作だけ読んでます。
映画観ててないけど、あんまり宣伝してるからチコッと観たくなりました。
宮部みゆきはホント好きです。最初に読んだ「レベル7」からガッツリ持ってかれてます。
>タレント使いすぎ
宮崎監督と張り合ってんですかね?最近海外のCGアニメも有名ハリウッドスター使うし。声優さん、商売上がったりだね。
ぴーす
2006/07/27 09:45
>ぴーすさん
こめんとありがとうございます。
原作を読んでないので断言できませんが、
レビューとか周りの話を参考にすると、
「まるで違うもの」として観る方が良いようです。

でも、映画そのものは良いですよ!私は好き。

>タレント使いすぎ
興行成績も大事でしょうけど、
タレントを並べるのはもう潮時かと思います。

逆に「たくさん作品を見て本当に上手いと思う人にお願いしました」なんて製作発表の時にプロデューサーとかが言ったりすると、本格的な作品ができるのだなぁ、というような期待感が生まれると思います。
こばけん
2006/07/27 10:41

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